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レース情報

第8回兵庫ウインターカップ

2024年2月8日(木)

■姫路競馬場 ■サラブレッド系4歳以上 ■距離:1400m

レース結果
レース映像

レース結果

全国交流重賞「第8回兵庫ウインターカップ」(4歳以上、1400㍍)が8日、姫路競馬場で遠征馬5頭を含むフルゲート12頭立てで行われ、2番人気の地元馬タイガーインディ(牡7・保利良平)が、2着馬に5馬身差をつけて重賞初勝利。1番人気のリーチは追い込み届かず2着。3着には、馬混みを縫って伸びたオーバーディリバー。

昨年11月に地元オープンを1秒6ちぎって勝った実力は、やはり本物だった。注目された先行争いは、抜群のスタートを切ったパールプレミアが主導権を握り、ベストマッチョが2番手につける展開。タイガーインディはその2頭より行き脚がつかず中団の外。前に壁がなくても、1コーナーでハミをかんだ以外、折り合いはうまくいっていた。「動くがちょっと早かったかな」と広瀬騎手が振り返ったように、3コーナー手前で2番手に浮上し、直線入り口で先頭へ。鞍上が「何とか粘ってくれ」と願いながら追い出したが、逆に後続を突き放してV。文句なしの重賞Vだった。

「今後も楽しみな馬ですね。姫路で初めて勝てたのもうれしいです」と、久々の重賞を制した鞍上は喜びをかみしめていた。2着のリーチは2番枠からすぐに外へ出し、前走と同じようなレースはできた。理想はもう少し前めの位置取りだったと思うが、力を出し切っている。オーバーディリバー(3着)は11月ぶりの実戦で、しかも初めての重賞挑戦で3着。今後の活躍が楽しみだ。

タイガーインディはこの後、5月2日に行われる兵庫大賞典(園田・1400㍍)を目標に調整される。

 ♦保利良平調教師「外枠が当たったので、勝負どころでうまく抜け出せればと思っていました。うまくいきましたね。昨年は重賞を勝てなかったのでうれしいです」

門田 光生

■プロフィール
門田 光生
(かどた みつお)

サンケイスポーツ