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レース情報

第14回 園田FCスプリント

2024年6月13日(木)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳以上 ■距離:820m

レース結果
レース映像

レース結果

最も短い距離で行われる電撃重賞「第14回園田FCスプリント」が13日、園田競馬場で遠征馬5頭を含むフルゲート12頭により争われ、佐賀所属で山下裕貴騎乗のオールスマート(牡8・鮫島)が逃げ切り。遠征の地でうれしい重賞初勝利を挙げた。2着は直線で伸びた高知所属のイモータルスモーク。地元馬ではルクスランページの3着が最高だった。
鮫島調教師は騎手時代、地方通算で5000を超える勝ち星を挙げた佐賀のレジェンド。調教師に転身して、他地区での重賞勝利はこれが初めてとなる。

佐賀と高知、そして他路線からの参戦があり、戦前から混戦ムードが漂っていた今年の園田FCスプリント。出走全馬がマイナス馬体重という、なかなかお目にかかれない一戦を制したのは、佐賀が誇る快速馬、オールスマートだった。「二の脚の差が出た」(ダノンジャスティス・畑中騎手)、「相手が速かった」(メイプルシスター・永井騎手)と、先行争いに絡んだ騎手が口をそろえて話したように、二の脚の速さでハナ争いを制すると、そこからぐんぐん加速。後続がついていけず、直線に向いた時点で安全圏と思われたほど。「3コーナーから加速するいつも通りの競馬。最後まで気を抜くことなく追いました」と山下騎手。結果は3馬身差だったが、着差以上に楽な勝ち方に見えた。
山下騎手は「スタートさえミスしなければ大丈夫と思っていた。長所は、やはりスピードがあることですね。(8歳馬だが)まだまだ現役で頑張れます」と、今後の愛馬の活躍に期待を込めて話した。

♦鮫島調教師「スピードは抜群にある馬。ゲートでガタガタするところはあるけど、タイミングが合うと抜群に速い。輸送しても落ち着いていたし、体調もよかったですね」

門田 光生

■プロフィール
門田 光生
(かどた みつお)

サンケイスポーツ