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レース情報

第20回園田チャレンジカップ

2023年9月15日(金)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳以上 ■距離:1400m

レース結果
レース映像

レース結果

西日本交流レース「第20回園田チャレンジカップ」(3歳上オープン・1400㍍)が15日、遠征馬5頭(高知3頭、金沢2頭)を含む8頭によって争われ、田中学騎手騎乗で地元兵庫のイグナイター(牡5・新子厩舎)が断然人気に応えて逃げ切り。秋初戦を快勝し、悲願のGI制覇に向けて好発進を切った。イグナイターはこれで重賞7勝目。2着には2番手から粘ったアポロティアモ、3着には昨年の勝ち馬ダノンジャスティスの高知勢が入った。

「ハナへ行こうと決めていました」と田中学騎手がインタビューで振り返ったように、スタート後に少し気合をつけ、他馬を制して先頭へ。当面の相手と目されていた2番人気のアポロティアモがぴったりマークし、道中は2頭で後続を離す形に。「早めに吉原君(アポロティアモ)がきたのは誤算で、少し折り合いを欠いた」(同騎手)とはいえ、3コーナー過ぎからアポロを振り切り、直線に向いても全く危ないシーンはなし。そのままリードを保ってゴール。着差以上の勝ちっぷりだったといえるだろう。

 田中学騎手は「イグナイターに乗って初めてというぐらい緊張した。一つのミスが決定的な差になるし、ましてや休み明け。ホッとしています」と、仕事をやり遂げて安どの表情を浮かべていたのが印象的だった。次走はいよいよ盛岡へ。昨年は届きそうで届かなかった「I」のグレード獲りへ、万全の態勢で挑む。

新子師「緊張しなかったといえばウソになるかな。仕上げ切らずに勝てたし、今日はうまいこといきました。流れてはいたが、あの馬のペースでもあり、安心して見ていられました」

門田 光生

■プロフィール
門田 光生
(かどた みつお)

サンケイスポーツ