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レース情報

第16回兵庫サマークイーン賞

2023年7月14日(金)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳以上牝馬 ■距離:1700m

レース結果
レース映像

レース結果

馬体重以上に大きく見せるし、ひと際目立った立派な馬だったハクサンアマゾネス。初めての長距離輸送、初めてのナイターだというのに気負ったところが一切ない。却って落ち着き過ぎでは?元気がないのでは?と穿った見方をしてしまう始末。ところがところが、なんのなんの、強すぎるのひとこと。勝負どころ、ただ一頭だけ手ごたえが違ったのだから3番手、低評価にしたことをまず謝らなければ…。ホント強い、これでこのあとは大手を振って、一層の自信を持ってどこでも出ていけるというもの。今年のJBCは大井、レディスクラシック狙って頂こう。

②着ジュランビルも馬体の張り、気配は申し分なかった。ベストの経済コース回りで力は出し切ったが、如何せん相手が強すぎた、仕方がない。
③着はクリノメガミエース。テンションが高かっただけにどうかと思ったが、ひと脚に賭ける手が功を奏した。
④着がニネンビーグミ、この馬もまた初ナイターだったが、うまく逃げた。+10キロも好材料、そこらを思うと③着とはハナ差なら大健闘。
⑤着がティーズハクア、あれだけ外々を回されては伸び不発もやむなし。馬体が絞れてこれなら…と思わせたアキュートガールはスタート後手の⑥着。+19キロでもまったく太め感なかったマルグリッドは古馬の壁に跳ね返され⑧着。まぁいずれにせよアマゾネスの強さだけが目立った第16回兵庫サマークイーン賞だった。反省…。

北防 敦

■プロフィール
北防 敦
(きたのぼう あつし)

ケイバブック チーフトラックマン
「競馬は調教から」をモットーに早朝からの調教取材を精力的にこなす。予想も、調教データを中心に組み立てる。