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レース情報

第19回園田チャレンジカップ

2022年9月23日(金)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳以上 ■距離:1400m

レース結果
レース映像

レース結果

「第19回園田チャレンジカップ」は23日、第11R1400メートル戦で行われ、高知所属の7番人気ダノンジャスティス(?6)が先手を主張して逃げ切った。同馬はこれがうれしい重賞初制覇。2着には同厩舎のダノングッドが入り、高知のワンツー決着。3着は地元のマリターが入った。3連単は10万2360円とビッグ配当が飛び出した。

高知勢が底力を示した一戦だった。ダノンジャスティスは好スタートを決めると陣営の思惑通りにハナを主張することに成功。スピード馬がそろっていたこともあり、道中はやや速い流れに。それでも好リズムを刻んで、気分良く飛ばす。勝負どころを迎えても鞍上の手応えはばっちり。直線に入り後続が迫ってくるが、脚色は鈍ることはない。最後まで力強い走りを見せ、2着のダノングッドに1馬身差をつけて優勝した。「初めて遠征で重賞を勝つことができました。感謝しかないです」と満面の笑み。別府真師は「朝からレースを見ていて、逃げるように言っていました」と当日の馬場状況をきっちりと把握し、V劇へとつなげた。

快速ぶりを存分に見せつけての勝利。同型がそろっていた中でも非凡なスピードを見せた。まだ6歳とあって、今後がさらに楽しみになってきた。重賞タイトルを手に入れたことで、ローテの幅が広がることは間違いなし。これからはさらに上の舞台での活躍も期待したい。

中山 伸治

■プロフィール
中山 伸治
(なかやま しんじ)

デイリースポーツ記者