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レース情報

第21回園田クイーンセレクション

2020年1月9日(木)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳牝馬 ■距離:1400m

レース結果
レース映像

レース結果

報知新聞社賞、第21回「園田クイーンセレクション」が9日、園田競馬場のダート1400メートルで3歳牝馬12頭(地元11、愛知1)によって争われ、1番人気に支持された下原騎乗のステラモナークが好スタートを決めてハナに立つと2番人気ハリオアマツバメ以下を寄せ付けず圧勝し待望の重賞初制覇。3着には3番人気レッドシャリオンが入り、3連単の配当は1番人気と本命決着終わった。

1分27秒7のレースレコードが示す通りステラモナークの強さだけが目立った。レースは終始ハリオアマツバメとの一騎打ち。「オーバーペースかなと思ったが馬の力を信じていた」という言葉通り、直線に入ってステラモナークが力強く伸びたのに対し、ライバルは失速。勝負が決まった。

「(2着に)7馬身差もつけていたなんて分からなかった。びっくり」と検量室に戻ってきた下原は電光掲示板の着差と時計を見て驚くばかり。「騎乗させてもらえるならずっと乗りたい」と名手も今後へ確かな手応えを感じたようだ。

初出走の時からこのレースで勝つことを目標に調整してきたという新子調教師は実現できたことで満面の笑み。「馬場状態がこの馬に向いていたのもあるが、将来性がある馬。じっくり育てていきたい」。今後は状態を見ながら全国の3歳牝馬重賞戦線に挑んでいく。

敗者のコメント
赤岡騎手(ハリオアマツバメ=2着)「逃げるよりは2番手でと思っていた。理想的な競馬ができたが、きょうは勝った馬が強すぎた」

蔵田 成樹

■プロフィール
蔵田 成樹
(くらた まさき)

報知新聞