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レース情報

第62回園田金盃

2019年12月5日(木)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳以上 ■距離:1870m

レース結果
レース映像

レース結果

ファン投票&記者選抜「第62回園田金盃」が5日、1870mにオープン馬12頭が激突した。

ゴール前に鋭く伸びたファン投票1位タガノゴールドが先頭に立っていたエイシンニシパを頭だけ捕まえる逆転劇の主役を演じた。ファン投票1位馬の優勝は13年オオエライジン以来2頭目。

タガノゴールドは転入2戦目から重賞を使って12戦6勝目(今年に入って5勝目)。手綱を取った下原騎手は重賞61勝目(園田金盃は5勝目)。

昨年の優勝馬マイタイザンがスタートを決めた。エイシンニシパが2番手をがっちりキープした。3角では両馬が3番手以下を引き離した。4角手前で先頭に立ったエイシンニシパが重賞10勝目のゴールを目指した。
だが、好位を追走から直線では内に入れたコンドルダンスが迫る。向正面から動いたタガノゴールドもゴール前に強襲した。3頭が横一線でゴール板を通過した。
頭、クビ差の接戦はタガノゴールドに軍配。2、3着にエイシンニシパ、コンドルダンス。初めて重賞に挑戦して4着オオオヤブン、クビ差5着カリテスグレースなど上位馬が再戦する来春3日のハンデ重賞「新春賞」が今から楽しみだ。

池永 博省

■プロフィール
池永 博省
(いけなが ひろみ)

日刊スポーツ記者
入社以来40年にわたり園田・姫路競馬の担当記者として活躍。その経験に裏付けられたレース分析には定評がある。