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レース情報

第2回兵庫ゴールドカップ

2018年10月26日(金)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳以上 ■距離:1230m

レース結果
レース映像

レース結果

2018年の「そのだ金曜ナイター」を締めくくる第2回兵庫ゴールドカップは26日、園田競馬場のダート1230mに10頭が参戦して争われ、2頭出し新子厩舎の人気薄、7番人気で笹田知弘が騎乗するナチュラリーが強引にハナを奪うとブレイヴコールの追撃を振り切り優勝。圧倒的1番人気に支持されたエイシンヴァラーが3着に終わり、3連単は11万1570円と波乱の決着となった。

 昨年の同レース2着馬のナチュラリーが見事、雪辱を果たした。ライバルを押しのけ気合で主導権を奪取するとまんまと逃げ切った。直線半ばで勝利を確信した笹田は派手なガッツポーズでゴール板を駆け抜けた。
 「休み明けで馬も元気だったし、自分のペースで走れたのが大きい」と2016年4月以来の重賞制覇に笹田の頬も緩みっぱなし。今週は有力馬に騎乗する機会が多かったが、ここまで勝てず、ストレスをかかえていたが、「このレースを勝ててスッキリした」と最後はホッとした表情を見せた。
 ナチュラリーは2歳時の若駒賞以来の重賞制覇。「これまでになく状態はよかったから」と新子調教師も満足そう。エイシンヴァラー、エイシンバランサーと全国区のスプリンターをかかえる新子厩舎にさらに強力な戦力が加わった。今後は交流GIIIの「兵庫ゴールドトロフィー」(12月27日・園田)制覇が目標だ。

敗者のコメント
永島騎手(ブレイヴコール・2着)「逃げられなかったのは仕方ない。それでも競馬はできた」
下原騎手(エイシンヴァラー・3着)「ハナに立つつもりだったが、ナチュラリーが行ったので道中は脚をためていったが…」

蔵田 成樹

■プロフィール
蔵田 成樹
(くらた まさき)

報知新聞

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