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レース情報

第19回園田クイーンセレクション

2018年1月18日(木)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳牝馬 ■距離:1400m

レース結果
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レース結果

報知新聞社賞第19回「園田クイーンセレクション」が18日、園田競馬場のダート1400メートルで3歳牝馬12頭(地元8、笠松4)によって争われ、後方待機のスウォナーレ(大山真騎乗)が直線一気に伸びて重賞初制覇。管理する坂本調教師にとってもうれしい初タイトルとなった。2着には3コーナーからまくって出たミネオラチャンが粘って、スリルトサスペンスが3着。3連単は44万1160円と波乱の決着となった。

大山の冷静な判断力が勝利を呼び込んだ。スタートでやや出遅れたスウォナーレだったが、あわてず、後方でスタミナを温存。中団にいたミネオラチャンが3コーナー過ぎにスパートするとこの動きに乗って進出。ゴール寸前でミネオラチャンを捕らえVゴールを駆け抜けた。
「ひとつでも多く勝ちたい」と今年に入って果敢な騎乗ぶりでここまで12勝を挙げリーディング争いに加わっている大山。昨年末の「園田ジュニアカップ」を堂々の1番人気で制したが、今度は9番人気の伏兵を見事に操っての勝利に「どちらの勝利もうれしいです」と満面の笑みを浮かべた。

2015年に厩舎を開業した坂本調教師にとってもうれしい初重賞。「決してあきらめないことがこの勝利を呼び込んだ」と感激の面持ち。今後の状態を見ながら、JRAの桜花賞トライアルレース(レースは未定)に挑戦する予定だ。

敗者のコメント
赤岡修騎手(ミネオラチャン=2着)「前に有力馬がいたのでのみ込んでしまえば勝てると思った。まさか僕の後ろからくる馬がいるとは…。悔しい」
佐藤友騎手(スリルトサスペンス=3着)「馬場状態を考えて前につけたのが失敗。いつもの競馬をしていればよかった」

蔵田 成樹

■プロフィール
蔵田 成樹
(くらた まさき)

報知新聞