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レース情報

第59回園田金盃

2016年12月1日(木)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳以上 ■距離:1870m

レース結果
レース映像

レース結果

 エーシンクリアー、アクロマティック、サウスウインドの3強による年代表馬決定戦と思われた園田金盃を制したのは5番人気の伏兵バズーカ。休み明けで万全の調整過程とは言えず、陣営は一週前まで出否を迷っていた。それが終わってみれば1馬身半差の快勝だから、いまさらながら競馬は分からない。管理する田中範師は「全然自信はなかった。3コーナーで食らいついて行ったので何とかなるかなと。馬とタケ(木村)のおかげ。あらためてこの馬の能力を再認識させられた。ここを叩いて新春賞でピークにと思っていたのに嬉しい誤算。ただし、59キロを覚悟しなければならないので、報知オールスターカップ(川崎・1月3日)に登録した。選ばれればそちらに向かう予定」。2着はサウスウインドが入り、1番人気のエーシンクリアーは3着に敗れた。
 1着=バズーカ(木村健騎手)久々でも追い切りが良かったので期待していた。いい位置を取れたが3コーナーで苦しがって内にささって4コーナーでも手応えが怪しかったが、必死で追ったら反応してくれた。してやったりですね。
 2着=サウスウインド(赤岡修騎手)道中の手応え良く進められたが、最後の最後にバズーカにやられた。残念。
 3着=エーシンクリアー(田中学騎手)デキは良かったし、いい位置に入れた。あの展開で3着は不満。赤岡に競られたといっても向こうに先着されたのだから仕方ない。
 4着=バレーナボス(板野央騎手)他力本願の馬。それを思えば走ってる。最近では一番の内容じゃないかな。
 5着=アクロマティック(下原理騎手)二の足の速い馬にバンバン行かれて位置取りが悪くなった。結果論になるけど千七なら結果は違った。
 6着=メイショウヨウコウ(吉村智騎手)ゲートで待たせれて遅れ気味のスタートになった。まだ本調子じゃないのに直線はしっかり走った。
 7着=メジャープレゼンス(大柿一騎手)気の小さな馬。ゲート入りに手間取って、あの時点で戦意喪失。叩いても全然進みませんでした。
 8着=マークスマン(竹村達騎手)使い詰めで目に見えない疲れがあったみたい。内枠ならもう少しやれたかも。
 9着=レッドダニエル(川原正騎手)行ってくれとの指示。気分良く逃げられたけど、このメンバーでは仕方ない。
 10着=エンドオブジアース(広瀬航騎手)もっとじっくり乗れば良かった。走らない馬じゃないですよ。
 11着=アドマイヤロイヤル(大山真騎手)突然手応えが悪くなった。敗因が分からない。距離は関係ないと思います。

瀬藤 治人

■プロフィール
瀬藤 治人
(せとう はると)

大阪スポーツ記者
86年4月専門紙記者となり、園田・姫路競馬のトラックマンとして活躍。04年に大阪スポーツの記者となる。長年の経験と鋭い分析による予想には定評がある。