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レース情報

第9回兵庫サマークイーン賞

2016年7月29日(金)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳以上牝馬 ■距離:1700m

レース結果
レース映像

レース結果

グランダムジャパン2016古馬シーズン第3戦「第9回 兵庫サマークイーン賞」は、金曜ナイター29日の10Rに船橋と笠松、高知(各2頭)から5頭の遠征馬を迎え11頭が1着賞金400万円、距離1700mに激突した。
外からスタートを決めて2番手を進んだ高知ディアマルコ(牝3、那俄性)が、ゴール寸前に逃げるトーコーヴィーナス(牝4、吉行)をクビだけ捕まえた。同馬はのじぎく賞から重賞3連覇、3歳馬の優勝は10年の笠松エレーヌ以来2頭目。園田10連勝で重賞レース初挑戦優勝を狙ったタガノトリオンフ(牝5、新子)は1馬身1/4差の3着と園田コースで初敗戦を喫した。
 トーコーヴィーナスがロケットスタートを決めた。大外からディアマルコもスタートを決めてマークするように2番手へ。折り合いを付けて10連勝タガノトリオンフが3番手を進んだ。
 先行3頭が折り合いを付けたために、後方馬の動きはなく直線に入った。
 4角過ぎに中を割ろうとしたタガノトリオンフが、前を行く2頭に行き場を塞がれてしまったこともあって、割れなかった。オープン馬の壁か。
 ゴール前は逃げ込みを狙うトーコーヴィーナスの7つ目タイトルが濃厚と思われた瞬間だ。ディアマルコがゴール板を知っているように鋭く伸びた。アッと言う間にクビ捕まえた。
 優勝したディアマルコの次走はグランダムジャパンの総合優勝を目指して第7戦の名古屋・秋桜賞(9月1日)の予定。

池永 博省

■プロフィール
池永 博省
(いけなが ひろみ)

日刊スポーツ記者
入社以来40年にわたり園田・姫路競馬の担当記者として活躍。その経験に裏付けられたレース分析には定評がある。