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レース情報

第47回摂津盃

2015年8月14日(金)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳以上ハンデ ■距離:1700m

レース結果
レース映像

レース結果

 11歳馬6番人気ダイナミックグロウが2つ目のタイトル。園田競馬のお盆シリーズを締めくくる第47回「摂津盃」(1700m)は14日10レースにオープン12頭がハンデ戦で争った。スタートを決めたダイナミックグロウ(牡11、西脇・小牧)が、3角で先頭に立ち、人気エーシンサルサの猛襲を 1/2 馬身抑え、一昨年10月の姫山菊花賞以来の重賞2勝目。手綱の松浦騎手は昨年の兵庫クイーンカップをラヴフェアリーで制して以来15勝目。
 木村が腰痛のアクシデントでエーシンサルサは笹田に乗り替わった。
スタートは、伏兵スタートバレーナボスが大きく出遅れた。決めたのに人気のサルサとダイナミックグロウだ。だが、3角手前でニホンカイセーラが外からーシンサルサが2、3番手。園田初戦が重賞クインズハリジャン、川原で1番人気ユニフィケーション、前走の名古屋・名港盃2着サウスウインドが続く。オーケストラピット、メイショウヨウコウ、ニシノイーグルにバレーナボスは後方を進む。
 やや速いペースの逃げも久々1700mに息切れしたセーラを馬なりで2番手のグロウが交わして3角で先頭にたった。追走していたサルサもスパートした。直線を向いて鋭く伸びるサルサだが、グロウの粘りに 1/2 馬身届かなかった。3着には1馬身差で11番人気オーケストラピットが追い込んだ。今年も3連単は16万円余の大波乱になった。
 優勝した松浦騎手は「この馬のレースをして、結果が出たので大満足。仕上げてくれた関係者に感謝したい」。小牧師も「1年以上の休養に何事も言わなかったオーナーに感謝。距離は1700mがベストだし、次の目標は姫山菊花賞(10月16日)です」。

池永 博省

■プロフィール
池永 博省
(いけなが ひろみ)

日刊スポーツ記者
入社以来40年にわたり園田・姫路競馬の担当記者として活躍。その経験に裏付けられたレース分析には定評がある。