レース結果
3番人気のJRAトウカイマシェリ(牝、高柳)が中団から差し切り、2度目のダート挑戦で重賞初制覇を飾った。勝ち時計は1分29秒8。2着は門別ゴッドバロック(牡、角川)、3着にJRAラッキーキッド(牡、加藤征)が入った。兵庫に転入してから兵庫ジュベナイルカップ、ネクストスター園田で重賞を連勝していたエイシンイワハシル(牡、坂本)は直線でじわじわと差を詰めてきたが4着だった。
ハナを切ったエコロレーヴを筆頭にローズカリス、スペシャルチャンスの3頭がハイペースで後続を離したが、3角で先行馬は一杯になった。そこに襲いかかってきたのが、中団で脚をためていたトウカイマシェリ。直線の入口でエコロレーヴを外から捉えて先頭に立つと、内からゴッドバロックが並びかけてきたが、最後は¾馬身振り切った。
鮫島克駿騎手は「ゆっくり自分のリズムで行って末脚を生かす競馬を思い描いていたので、その通りの競馬ができました。1400㍍でも大丈夫でした」と振り返った。
今後は未定だが、「芝でもダートでも大丈夫なので芝を含めて考えます」と高柳大輔調教師。夢が広がる1勝となった。




