レース結果
未来優駿2025の第3回ネクストスター園田が29日、園田競馬場のダート1400㍍に8頭が出走して争われ、2番人気エイシンイワハシル(大山龍)が2番手追走から直線逃げ粘るエイシンリガーズを直線半ばで交わすと2着リーガルタイムに3馬身半差をつけ前走の兵庫ジュベナイルカップに続いて重賞連覇。2歳重賞戦線で一歩抜け出す存在となった。
2歳馬らしからぬ横綱相撲でエイシンイワハシルが重賞2連勝だ。好スタートから同じ馬主のエイシンリガーズの2番手へ。リーガルタイムの動きが鈍いと見た鞍上が4コーナーで満を持してスパートすると直線半ばで先頭に立ち2着に決定的な差をつけた。
「前走の感触からもまれた方がいいのかと思ったが、2番手でもしっかりハミを執ってくれた」と自身、通算3度目の重賞勝ちを果たした大山龍は笑顔。2歳戦線をリードする存在となり、今後は距離延長を克服できるかがカギになる。兄のエイシンハリアーにも騎乗していることもある鞍上は未知数としながらも「操縦性は(兄より)いいから」と今後へ期待をふくらませる。次走はJpnⅡ「兵庫ジュニアグランプリ」(11月27日・園田)。JRAの強敵相手にひと泡吹かすか。




