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第9回 兵庫ゴールドカップ レポート

開催日 2025年10月17日(金)
場所 園田競馬場
条件 サラブレッド系3歳以上
距離 1230m

レース結果

園田競馬の「第9回兵庫ゴールドカップ」は17日、第11Rの1230㍍戦で行われ、浦和所属のポリゴンウェイヴ(牡5=小久保)がハイペースをものともせず逃げ切った。同馬は2023年4月クラウンカップ以来となる重賞3勝目。2着はストライクオン(船橋)、3着コパノパサディナ(船橋)が入線。さらには4着にもジゼル(船橋)が入り南関東勢が上位を独占。レベルの高さを見せつけた。 

ポリゴンウェイヴの強さが際立つ一戦だった。スマートセプターとの先手争いをものともせず、先手を主張。決して楽な展開ではなかったが、それでもリズムを崩さず。4角では内からストライクオンが並びかけるが、それでも動じない。最後は激しい戦いを制して、勝利を収めた。「先生から何が何でもハナヘ行ってくれと言われていました。行き切れて良かったです。最後は激しい追い比べになりましたが、来たら反応してくれました。勝つことができてうれしく思います」と落合。道営在籍時にコンビを組んでいた愛馬との重賞勝利だけに喜びも格別。実力馬が復活を遂げ、先が楽しみになってくる。本来の強さを取り戻したいま、再び重賞ロードで活躍を見せてくれそうだ。

PROFILE

桑原
くわはらいさお

スポーツニッポン記者
経験豊かな知識と緻密な取材で、的確な予想を組み立てます。