レース結果
ラピドフィオーレの逃げに一瞬、場内はざわつく。2番手ピッタリマークは三冠がかかったオケマル、2角を回ってもこの形で流れたが、向正面半ばでオケマルが軽く仕掛けただけで前後は入れ替わる。交わされたフィオーレは抵抗できなかったというか、そのあとを考えるとここで脚を使うわけにもいかなかったというか、いずれにせよ、反応が違った。あとはもうスイスイ、直線流した程度で大差を付けてのゴールだからこの強さはもうトンでもない。しかもまったく疲労感を残す走りでないだけにあるのはまだまだ伸びしろばかり。この先どれだけ勝つのか、どんな重賞を手にするのか。次走予定の園田金盃、更には4歳になってからの他場遠征が楽しみでならない、無敗の三冠馬達成に場内は拍手が鳴りやまなかった。鞍上の下原Jはデビューからの通算3900勝、重賞も100勝目と丁度区切りのいい数字、携わって来た人すべてにおめでとう!だ。②着フィオーレ、③着タンバブショウもよく頑張った、力を付けている。ただただ、相手が悪かった…。


