レース結果
第3回兵庫ジュベナイルカップを制したのはエイシンイワハシル。移籍初戦ということで5番人気に甘んじていたが、門別新馬勝ちはダテではないことを証明した。それに引き換え例年にないハイレベルと思われた地元勢は面目丸潰れ。ネクストスター園田(10月29日)での巻き返しに期待したい。
レースはヤクモドリームの逃げで始まり、淀みなく流れるところを向こう正面でミルトイブニングが早めにスパート。内から反発する形でアングレも仕掛け、その直後にエイシンイワハシル。もう一列後ろを追走してたリーガルタイムとポアゾンポレスターは前が狭くなって進路を塞がれ動くに動けず。この差が結果に重大な影響を及ぼすわけだが、キャリアの浅い2歳戦ではありがちなことだから仕方がない。早仕掛けが祟ったミルトイブニングは後退し、抜け出したアングレが懸命に粘り込もうとするとことをエイシンイワハシルが強襲。連動する形で外からリーガルタイムが追い詰めたが、ハナ差届かずの悔しい2着。明暗を分ける結果になったが、勝負付けは済んでおらず次回の対戦を心待ちにしたい。
1着=エイシンイワハシル(大山龍騎手)調教から手応えを感じていました。人気馬が前へ行くと思っていたので、マークする形で乗れればと。道中の手応えも良く、初距離でもしっかり伸びてくれました。
2着=リーガルタイム(鴨宮祥騎手)最後も伸びてるんだけど、3コーナーの不利が痛かった。力では負けてません。結果は残念ですが、僕のが一番強いと思ってます。
3着=アングレ(下原理騎手)2コーナーを回った時はすごくいい感じでしたが、結果的に早く動かされる形になったので。そのぶん止まった感じですね。
4着=パズー(広瀬航騎手)流れてたんで末脚を生かすことだけ考えて乗りました。上位とは差を感じた4着ですが、乗りやすいから千七にも対応できるのでは。
5着=ゴッドフェンサー(吉村智騎手)ゲートは出てるんだけど経験の差かな。太かったかどうかもハッキリ分からない。次走の結果で分かるんじゃないですか。
6着=ミルトイブニング(大山真騎手)砂を嫌がってたんで早めに外に出して仕掛けたが、隊列が広がってロスの大きな競馬になった。行き脚が良くなってポジションを取れるようになればもっと走ります。
7着=ポアゾンポレスター(小牧太騎手)3コーナーで狭くなる不利。スムーズならもっと前にこれた。すごく乗り味がいいし、将来的にはかなり走ってくるのでは。
8着=マルカボヌール(永井孝騎手)ゲートが悪くて。それでも3コーナーまでいい感じでしたが、最後は手応えがなくなりました。これで千四に慣れたのでは。
9着=メヘラーンガル(山本太騎手)指示通りに前々で運べました。このメンバーで走れたのは収穫で、適鞍の次走は走ると思います。
10着=ヤクモドリーム(竹村達騎手)スムーズに出たし思い切ってハナへ。ただ、現状では体力不足。慣れてくれば千四で脚は使えそう。




