レース結果
園田競馬のスポーツニッポン新聞社賞「第27回園田プリンセスカップ」は18日、第11Rの1400㍍戦で争われ、山本咲希到が騎乗する地元のココキュンキュン(牝2=長南和)が優勝した。2着は南関東所属のサラサチャレンジ、3着は兵庫のクリスタルピットが入った。なお、1番人気に支持された道営のミスティライズは5着に敗れた。
山本が最高のリードでココキュンキュンを勝利へ導いた。思い通りの展開から鋭い末脚を引き出した。まさにあうんの呼吸。全てをかみ合わせ、最高の結果をたぐり寄せた。「狙った通りのポジションが取れて、いいリズムで走れました」と山本。そして、管理する長南和師は「一発あるかなとは思っていましたが、よく頑張ってくれました。うれしいですね。咲希到(山本)クンがうまく乗ってくれました」と鞍上を讃えた。
この勝利で今後は楽しみが増すばかり。「今後はオーナーと相談しながらですね。グランダムシリーズや、年末の園田ジュニアカップ(12月31日、園田1700㍍)を視野に入れていきたいとは思っています」と指揮官。精神面が成長すればさらに上のパフォーマンスを見せられる。自慢の末脚に磨きを掛けて、2歳戦線を引っ張っていってもらいたい。


