レース結果
2025グランダムジャパン古馬秋シーズンの第2戦となる第18回「兵庫サマークイーン賞」は11日、園田競馬のダート1700㍍に牝馬11頭(アンティキティラが取り消して地元7、船橋1、大井2、川崎1)が参戦して争われ、B1級から初めて重賞に挑戦にもかかわらず1番人気に支持されたヴィーリヤ(杉浦騎乗)が2番手追走から直線抜け出して快勝。兵庫移籍後7戦7勝とした。
格上挑戦も関係なし。兵庫転入後6戦6勝と進撃を続けていたヴィーリヤが牝馬の頂点に立った。プリムロゼが敢然とハナを主張したため、2番手に。兵庫では初の控える競馬となったが「最初のホームスタンドで落ち着いてくれた。ペース的にもよく、大丈夫だと思った」と鞍上。
2周目3コーナーで先頭に並びかけると、直線はワンマンショー。2着に4馬身差をつけ、兵庫での連勝を7に伸ばした。「まじめで一生懸命走ってくれる。強い馬に騎乗できて幸せです」と杉浦は感激の面持ち。
管理する田中一巧(いっこお)調教師は地元では初の重賞V。調教師リーディングでも首位を快走しており乗りに乗っている。「厩舎開業時にお世話になった菊地五郎さんのご子息(靖二氏)の馬で勝ててうれしい」と顔をほころばせた。次走は馬の状態を見極めてから決めるという。


