レース結果
第26回兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅡ)が21日、園田競馬場のダート1400㍍に12頭(JRA5、地元5、ホッカイドウ2)が出走して争われ、1番人気に支持されたJRAのハッピーマン(坂井瑠騎乗)が直線内から鋭く抜け出して重賞初制覇。
昨年に続いてJRA勢が3着までを独占した。ホッカイドウ競馬所属のヴィグラスデイズが4着に入り地方最先着を果たした。
道中は中団7番手とJRA勢では一番後ろにいたハッピーマンだったが、直線に入ると持ち前の瞬発力を生かして差し切り勝ち。「小牧さんからきょうは内(が有利)と言われたので、あの位置に。手応えもよかった」と先輩の貴重なアドバイスに感謝する坂井。兵庫では初の重賞制覇となっただけに笑いが止まらない。
調教で自ら手綱を執りその素質の高さを信じていた寺島調教師も「このような競馬が出来るようなら今後へ可能性が広がった」と誇らしげ。今後は「全日本2歳優駿」(JpnⅠ、12月11日・川崎)を視野に入れている。