レース結果
今年の金曜ナイターも後2日の14日10RにJBC指定競走「第56回 姫山菊花賞」(1着賞金350万円。1700メートル)が遠征5頭を迎えてフルゲート12頭が激突した。
スタートは1番人気エーシンクリアーが決めたが、「2の脚がない。内から来られてしまった。2番手を狙ったが、3番手になってしまった」と田中騎手。
山口浩師から「スタート決まれば行ってくれ」の支持があったサウスウインドが枠を主張した。「オウマタイムが逃げると思ったがいない。相手はエーシンクリアー1頭と思ったので逃げた。気性の良い馬なのでどんなレースでも出来る。4角では、まだ手応えがあった」と高知・赤岡騎手。「ハナを切りたかった」(金沢・吉原騎手)タガノトリオンフが2番手に。
直線に入っても脚いろが衰えないサウスウインドが必死に追って来たエーシンクリアーに1馬身3/4差を付ける完勝。
「外枠が総て。向正面からようやく内に入れたが遅かった」(下原騎手)のアクロマティックは上がり3ハロン38秒6の1番時計をマークしたが、クリアーにクビ差3着。
優勝したサウスウインドの赤岡騎手は「冬場は良いのタイプ。これからはもっと走ると思います」。同馬の今後は名古屋・東海菊花賞(11月17日、1900メートル)から来春の川崎オールスター(1月3日、2100メートル)の予定。


