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第43回園田ジュニアカップ レポート

開催日 2014年12月31日(水)
場所 園田競馬場
条件 サラブレッド系2歳
距離 1700m

レース結果

2番人気のインディウムが差し切り勝ち。4勝無敗で重賞初制覇を果たした。川原正騎手は重賞通算99勝目を挙げた。
 好スタートを切ったのは予想通りトーコーヴィーナス。インディウムもまずまずのスタートで追走。1週目の1角手前から2番手につけた。3番手にはグレイスマアナ、ポッドライジング。その後ろでエムアイアックス、ポムショコラが中団待機策。向正面からペースアップし、トーコーヴィーナス、インディウムが後続を離して一騎打ちに。直線を向いてインディウムが並びかけ、残り100mを切ってトーコーヴィーナスを交わした。1馬身1/4の差をつけて快勝だ。トーコーヴィーナスが2着。ポッドライジングが3着に入った。「折り合いがついて乗りやすい利口な馬。相手がしぶといんで、最後まで勝てるか分からなかった」と川原は会心の笑みで振り返った。敗れた木村は「完敗です」と話した。田中範師は今季95勝目で今年初の重賞勝ち。10年ぶり自身2度目の兵庫リーディングトレーナーに花を添えた。

PROFILE

古野公喜
ふるのきみよし

スポーツニッポン新聞社記者
大阪府出身。スポーツニッポン新聞社入社後、プロ野球担当記者、報道部、整理部、レース部各デスク、名古屋編集部長、広島支局長を経て園田・姫路競馬担当に。