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第57回 園田金盃 レポート

開催日 2014年12月4日(木)
場所 園田競馬場
条件 サラブレッド系3歳以上
距離 1870m

レース結果

 ファン投票&記者選抜「第57回 園田金盃」は4日10R、1870メートルに3歳以上オープン馬11頭が激突した。

 ファン投票3位の3歳牝馬トーコーニーケがロケットスタートを決めた。同馬主、同厩舎の同8位トーコーポセイドンが2番手をキープしたためにペースが上がらない。3番手は内にファン投票1位で1番人気ハルイチバン、外は記者選抜タガノバロット。記者選抜ラヴフェアリー、ツルマルホクト、同4位トーコーガイアが中位、同12位デンコウチャレンジ、同3位シルクシンフォニーに続いて、同5位ニシノイーグル、ブルースイショウは後方を進む。
 向正面からラヴフェアリー、ニシノイーグルが動いた。3角でラヴフェアリーは逃げるニーケの2番手に。ハルイチバンは好位の内で辛抱している。
 直線に入って内を突いたハルイチバン、外に持ち出したラヴフェアリー両馬が逃げるトーコーニーケを追う。直線を向いて伸びるシルクシンフォニー、ニシノイーグルも不良馬場に泣いた。一方でマイ・ペースに落としていたトーコーニーケはスピードが落ちない。
 結果はハルイチバン、ラヴフェアリーの2着同着を尻目に1馬身1/2差を付けて逃げ切ったトーコーニーケが通算5個目のタイトル。古馬混合になった01年から3歳馬の優勝は11年ホクセツサンデー以来2頭目。手綱の川原騎手は重賞98勝目。また、吉行調教師はトーコー勢で今年10勝目の重賞。

PROFILE

池永博省
いけながひろみ

日刊スポーツ記者
入社以来40年にわたり園田・姫路競馬の担当記者として活躍。その経験に裏付けられたレース分析には定評がある。