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第11回 兵庫クイーンカップ レポート

開催日 2014年11月6日(木)
場所 園田競馬場
条件 サラブレッド系 3歳以上 牝馬
距離 1700m

レース結果

6番人気の伏兵・ラヴフェアリーが逃げ切って重賞初制覇。昨年2着のリベンジを果たした。

鞍上・松浦政騎手は昨年の「園田チャレンジカップ」以来の重賞通算14勝目。
管理する野田忍師は05年の「園田プリンセスカップ」以来、9年ぶりの重賞2勝目となった。

 レースは好スタートを切ったエーシンスパイシーが悠々ハナを切った。
フェブマルコ、ラッキーフラワーが続き、デンコウチャレンジがその後ろ。
このレース連覇を狙った笠松タッチデュールは中団。
ラヴフェアリーは後ろから4番手。
1番人気オーケストラピットは後ろから2頭目で運んだ。
2角を過ぎてラヴフェアリーが予定通りに早めに仕掛け、ペースは速くなった。
3角でエーシンスパイシー、デンコウチャレンジ、ラヴフェアリーの順に。
4角から直線を向いて3頭にアランロドが加わって競り合いになった。
後ろから迫るピットは思ったように伸びない。タッチも遅れた。
ゴール前50mで前を行くエーシンスパイシー、デンコウチャレンジに、ラヴフェアリーが並ぶ間もなく交わした。3/4馬身差をつけてゴール。
「会心の勝利」と松浦政は笑みを浮かべた。

PROFILE

古野公喜
ふるのきみよし

スポーツニッポン新聞社記者
大阪府出身。スポーツニッポン新聞社入社後、プロ野球担当記者、報道部、整理部、レース部各デスク、名古屋編集部長、広島支局長を経て園田・姫路競馬担当に。