レース情報

第61回のじぎく賞

2023年5月11日(木)
■園田競馬場
■サラブレッド系3歳牝馬
■距離:1700m

レース結果

グランダム・ジャパン3歳シーズンの第6戦は、開催4日目の11Rで行われた。1番人気のスマイルミーシャが4角先頭で押し切り、2走前の園田ジュニアカップ以来となる重賞2勝目を挙げた。5馬身差の2着には5番人気のマルグリッドが直線で外を伸びて入り、3着には3番人気のワイズゴールドが最内から浮上して続いた。

スマイルミーシャが牝馬限定の重賞で負けるはずがなかった。「2角を回って自分からスパートし、ねじ伏せる形になった。調教で攻めて体重は戻っていた」と飯田良師。初黒星を喫した前走の菊水賞は馬体重の20キロ減が影響したが、今回は4キロ増で仕上がりは万全だった。

サラキャサリンが大逃げを打って独走し、スマイルミーシャは4番手で追走。2角過ぎから発進したスマイルミーシャは最終3角で先頭に並ぶと、ギアを上げて後続を突き放した。「いい目標になったし、直線で脚色が鈍ることもなかった」と吉村智は振り返った。

次走は兵庫ダービー(6月14日、園田)を予定。「1カ月程の間隔はいい。中間はしっかりやって臨みたい」と指揮官。前走で先着を許したベラジオソノダラブとは1勝1敗の対戦成績。雪辱を果たして3歳の頂点に立つ覚悟だ。

■記者プロフィール
中山 伸治(なかやま しんじ)
デイリースポーツ記者

中山 伸治

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