トップ > レース情報 > レース情報 > 第2回 ネクストスター園田
園田競馬の「第2回ネクストスター園田」は24日、第11Rの1400㍍戦で行われ、下原理が騎乗するオケマル(牡2=盛本信)が1番人気に応えて優勝した。2着に2番人気の兵庫ジュベナイルカップ覇者・ラピドフィオーレ、3着には5番人気のキングスピカが入線した。
着差以上に強い走りを見せた。無傷の3連勝でオケマルがタイトルを奪取した。展開的には決して楽な戦いではなかった。砂を嫌がるようなそぶりを見せて、なかなか思ったようにエンジンも掛からない。
それでも鞍上の下原が必死にうながすと、ようやく点火。外、外を回して、ぐいぐいと差を詰めた。ゴールでは半馬身差とらえてVゴール。
「正直、ホッとしました。きっちり差してくれるので、力がありますね」と下原騎手。盛本信師にとってもうれしい重賞制覇だった。
地元では16年9月園田チャレンジカップ以来。合間に笠松で4つの重賞Vがあるとはいえ、やはり格別な勝利だったことは間違いない。今後は年末の園田ジュニアカップを見据える。世代の筆頭候補として注目はさらに高まった。
■プロフィール
桑原 勲
(くわはら いさお)
スポーツニッポン記者
経験豊かな知識と緻密な取材で、的確な予想を組み立てます。