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レース情報

第13回園田FCスプリント

2023年6月22日(木)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳以上 ■距離:820m

レース結果
レース映像

レース結果

今年も快速自慢が顔をそろえた「第13回園田FCスプリント」(3歳上オープン・820㍍)が22日、高知からの遠征馬3頭を含むフルゲート12頭によって争われ、永井騎手騎乗で3番人気のメイプルシスター(牝4・大山厩舎)が二の脚を利かせてハナを奪うと、直線で再加速して快勝。快速女王の称号を手に入れた。永井騎手はデビュー7年目でうれしい重賞初勝利。2着には好位追走からひと伸びを利かせたパー(兵庫)、3着には後方から突っ込んだダノンジャスティス(高知)が入った。3連覇を狙ったダノングッド(高知)は10着。久々がこたえたのか、いいところがなかった。

早朝から降った雨の影響が残って、5年ぶりに不良馬場で行われた今年の園田FCスプリント。「かなり緊張していました」と振り返った永井騎手騎乗のメイプルシスターが二の脚を利かせてハナへ。「3~4コーナーで脚をためることができれば何とかなると思っていました」との言葉通り、勝負どころでも我慢。直線に向いて追い出すと後続を突き放してV。最後まで全く危なげなく、まさに「テンよし、中よし、しまいよし」の、完璧なレース運びだった。レース後、永井騎手は「ゲートさえ決まればチャンスはあると思っていました。追い切りに乗ったときもいい状態だと感じていましたし、しっかり決められてよかったです」と、笑顔で振り返った。

管理する大山師は初騎乗の永井騎手について「いつもウチの馬の調教で乗ってくれていることもあり、オーナーにお願いして依頼しました。プレッシャーをはねのけて結果を出したジョッキーが偉いです」と、騎手を称えた。
なお、メイプルシスターの次走はオーナーと相談して決めるとのこと。

門田 光生

■プロフィール
門田 光生
(かどた みつお)

サンケイスポーツ