レース情報

第60回 兵庫大賞典

2024年5月2日(木)
■園田競馬場
■サラブレッド系4歳以上
■距離:1400m

レース結果

レースは大方の予想通りディアタイザンの逃げで始まり、大本命のタイガーインディは外3番手の絶好のポジションを確保。この時点で結末は見えていたのかもしれない。3コーナーで労せず先頭に立つと直線は余裕の独走で栄光のVゴールを駆け抜けた。手綱を取った広瀬は「スタートが決まっていい位置を取れたのが大きかった。3コーナーで前が止まったし、無理に溜めるより仕掛けたほうがいいかなと。直線で後ろがくると思っていたから着差ほどの余裕はなかったけど強くなってますね。担当さんがしっかり仕上げてくれたおかげです」。

注目の次走は「順調ならオグリキャップ記念(5月23日・笠松)を予定」と保利平師。
2着=ドンカポノ(下原理騎手)いい位置が取れたし道中の手応えも良かったので4コーナーで外に出した。思ったほど伸びなかったけど、内を突いてればもっと楽に2着はあった。きょうは勝ち馬が強すぎました。返し馬の感じは前回より良かったし、まだまだ良化の余地はあるし距離が延びても大丈夫。
4着=サンロアノーク(吉原寛騎手)内に潜り込みたかったがコーナーワークが下手なので外を回らされた。年齢の割りに馬体は若いし、内枠ならもうちょっと面白かったのでは。
5着=ディアタイザン(杉浦健騎手)調子は良かったしスタートも決まったのでハナへ。逃げて自分の競馬はできた。メンバーを考えれば走ってます。
6着=テーオーターナー(大柿一騎手)ペースが違うので道中は気合を入れ通し。その割りには踏ん張ってるし、この経験が次に生きると思う。
7着=オーバーディリバー(赤岡修騎手)能力はあるけど直線が短いので脚を余した。この馬は直線の長いコースでないと持ち味を出せない。
8着=ハナブサ(吉村智騎手)出負けしたのがすべて。きょうは位置取りの差が大きすぎた。

■記者プロフィール
瀬藤 治人(せとう はると)
大阪スポーツ記者
86年4月専門紙記者となり、園田・姫路競馬のトラックマンとして活躍。04年に大阪スポーツの記者となる。長年の経験と鋭い分析による予想には定評がある。

瀬藤 治人

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