レース情報

第1回 西日本クラシック

2024年5月1日(水)
■園田競馬場
■サラブレッド系3歳
■距離:1870m

レース結果

園田競馬の第1回西日本クラシックは5月1日、高知4頭、笠松1頭の遠征馬を迎え、1870㍍戦で行われた。吉村が騎乗した高知のシンメデージー(牡3=打越勇)が力強い走りで制した。2着は地元のオーシンロクゼロ、3着にマルカイグアスが入線した。

 シンメデージーVSオーシンロクゼロの無敗馬対決は実に迫力のあるレースだった。2週目の向正面半ば前から早くも一騎打ちの形に。直線に入っても激しい追い比べになったが、最後はシンメデージーがねじ伏せて、無傷の6連勝で2つ目の重賞タイトルを手に入れた。
「完勝といえる内容でした。コーナーで少しもたついたけど、直線はしっかり伸びているなという感じでした。追えば追うほど伸びるかなっていう感触はありました」と吉村J。管理する打越師は「馬体にさみしい感じはなかったですし、馬はいい感じでした。他場の重賞を初めて勝てましたし、うれしいですね」と笑顔を見せた。王道の競馬で熱いレースを見せてくれた。素晴らしい走りだったと言わざるを得ない。そして、改めて能力の高さを示すこともできた。次なるターゲットは地元の高知優駿か、東京ダービーの2択。まだまだ底を見せぬだけに、これから先も目が離せない。どこまで進化を続けるのか、楽しみにしたい。

■記者プロフィール
桑原 勲(くわはら いさお)
スポーツニッポン記者
経験豊かな知識と緻密な取材で、的確な予想を組み立てます。

桑原 勲

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