レース情報

第54回菊水賞

2022年4月7日(木)
■園田競馬場
■サラブレッド系3歳
■距離:1700m

レース結果

 3番人気のベルレフォーン(牡、新子)が最後の直線で大外から一気に突き抜けて3歳3冠の第1戦を制した。勝ち時計は1分52秒2。下原理騎手(44)は03年のマイネルエクソンを皮切りに菊水賞6勝目、また自身が持つ兵庫の重賞最多勝記録を76に更新した。また新子雅司調教師(44)は菊水賞4勝目で、通算48勝目となった。

 バラついたスタートでベルレフォーンも出遅れ気味になり道中は後方3番手を追走したが、下原騎手が得意とする内をロスなく立ち回る競馬で進めると、3角を回ったところでスパートを開始。直線は大外へ持ち出して、内で踏ん張る同厩舎のバウチェイサーやエイシンクエーサーを豪快に差し切り、1冠目を奪取した。

 下原騎手は「枠はいいところだと思ったが、勝つところまでは想像できなかった」と大一番での素質開花に驚きを隠せなかった。「ズブいところがあるので内回りの競馬がいいと思っていた。(道中も)ふわつくところがあるが、3角からハミをかんでいたので、外へ持ち出したら素晴らしい脚でした。きっちり仕上げてくれた厩舎のおかげです」と笑顔を見せた。

 新子調教師は「(ベルレフォーンとバウチェイサーの)どちらかで勝てればいいなと思っていたが、ベルレフォーンの方がインを回って手応えがいいなと思っていた。しっかり仕上げた効果が出たなと思います。距離は長い方がいいので今後も楽しみです」と胸を張った。一方3着に敗れたバウチェイサーは「ゲートで滑って行き脚がつかなかった。人気を背負っていた分、攻めたレースをしないといけなかった。少し怖がりな面が出たのかも」と振り返った。次走は2頭ともに、5月4日の兵庫CS(統一GⅡ、1870㍍)に出走を予定している。中央の猛者にどこまで通用するのか非常に楽しみだ。

■記者プロフィール
松本 健史(まつもと たけし)
日刊スポーツ

松本 健史

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