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レース情報

第16回園田クイーンセレクション

2015年1月22日(木)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳牝馬 ■距離:1400m

レース結果
レース映像

レース結果

 やはり2歳チャンピオンは強かった。スタート直後にミルクティーが躓いて落馬するアクシデントはあったが、昨年の最優秀2歳馬トーコーヴィーナスが貫禄の逃げ切りで重賞3勝目をマーク。天性のスピードでハナに立つと、道中は超スローの楽逃げ。時計は平凡でもレース内容は完勝。ご満悦の吉行龍師は「ここで負けるわけにはいかないからね。せっかくだから芝を試したい気持ちもあるが、初めての輸送競馬でJRAの強力メンバーとの対戦は可哀そう。決定じゃないけど名古屋の梅桜賞(1800メートル)になると思う」。どうやら昨年のトーコーニーケに続いてグランダム3歳シーズンの連覇を狙うことになりそうだ。
 1着=トーコーヴィーナス(木村健騎手)いつもよりゲートがうるさかったが、出てからは楽だった。ペースを抑えたのは馬場が悪かったから。このメンバーなら順当な結果でしょう。
 2着=キクノレヨン(川原正騎手)馬が良くなってたし、返し馬でも抜群の手応え。結構やれると思ったが、案の定頑張ってくれた。このメンバーで2着なら上等。
 3着=ポムショコラ(大山真騎手)調教から任せてもらってるので良くなってるのは分かってました。ただ、もっとじっくり乗った方が切れそうなタイプ。今日はスローに流れて行かざるを得ない展開だとつらい。
 4着=ティープリーズ(田中学騎手)強行日程のせいか馬体が減ってたし覇気もなかった。レース展開は向いたのに4着がやっと。本当はもう少し走る馬だと思う。
 5着=コア(竹村達騎手)どんなものかと思って3コーナーで動いてみたら意外と伸びた。最後は離されたけど収穫はあったし、まだまだ伸びシロはありそう。
 6着=ホクザンショコラ(永島太騎手)今は地力強化に務めてる段階なので、今後に繋がるレースをした。馬場を考えればまずまずの内容では。
 7着=ドットスマイル(下原理騎手)ゲートは出たけど2コーナーで手応えが怪しくなった。無理せずじっくり乗ったけど、現状はこれが精いっぱい。
 8着=エムオーキラメキ(広瀬航騎手)相手が悪すぎた。1コーナーで付いて行けなくなった。

瀬藤 治人

■プロフィール
瀬藤 治人
(せとう はると)

大阪スポーツ記者
86年4月専門紙記者となり、園田・姫路競馬のトラックマンとして活躍。04年に大阪スポーツの記者となる。長年の経験と鋭い分析による予想には定評がある。