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レース情報

第14回 兵庫ゴールドトロフィー Jpn III

2014年12月24日(水)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳以上 ■距離:1400m

レース結果
レース映像

レース結果

今年はJRA勢のレベルが疑問視され、タガノジンガロを筆頭に地方馬にもチャンスありの声が多かった。しかし、現実は厳しい。予想されたこととはいえ、JRA勢の14連勝で幕を閉じた。メイショウコロンボが一人旅の展開利を最大限に生かしてまんまと逃げ切り重賞初制覇。戦前は伏兵の一頭と思われたが、ふたを開けてみれば堂々の1番人気。ファンはよくご存知だ。2着にはジョーメテオ(浦和)が入り、サクラシャイニー(高知)が3着。善戦はしたが脇役止まり。地方馬の悲願は来年以降に持ち越しとなった。

1着=メイショウコロンボ(武幸騎手)スタートが決まったのが勝因。スピードがあるので距離短縮も問題なかった。道中のペースも楽で3コーナーで並びかけられた時も余裕を持って対処できた。
2着=ジョーメテオ(田中学騎手)指示通り乗れたことには満足してるが、あそこまで行けば何とかしたかった。残念だがあの展開で伸び返されては仕方ない。
3着=サクラシャイニー(赤岡修騎手)内枠なんで3、4番手を想定してたが、イメージ通りのレースができた。よく頑張ってるけど上位2頭とは差があるね。
4着=タガノジンガロ(木村健騎手)1番が来た時に反応できなかったのがこたえた。直線もバテてはいないが、いつもの伸びがなかった。
5着=サマリーズ(藤岡佑騎手)少しスタートが遅れてもまれ込む形になったが、最近は砂を被せているので何とか対応できた。ただ、捲られて動きが鈍った。千四でも競馬はできるが、理想はワンターンの千二かな。
6着=セレハント(岩田騎手)ちょっと後ろすぎた。久々のせいかゲートは出たけど以前ほど馬が行かない。全体的にスムーズさに欠けた。
7着=ティアモブリーオ(川原正騎手)相手関係を考えたら走ってる。とりあえず次に繋がるレースはできた。
8着=タイセイレジェンド(内田博騎手)59キロでコーナー四つはきつい。外を回ったこともあるが、コーナーを回るたびに置かれた。
9着=タガノバロット(大山真騎手)3走前にメンコを外してから集中力が出た。内枠ならもう少し前にこれた。
10着=コアレスピューマ(高橋利騎手)スタートが良かったので行くだけ行ってみたが、被せられるとやめてしまった。
11着=クリスタルボーイ(戸部尚騎手)スタート遅れで万事休す。行きたがる馬なんでああなるとどうしようもない。
12着=スターボード(竹村達騎手)休み明けで万全じゃなかった。追走だけで一杯になった。

瀬藤 治人

■プロフィール
瀬藤 治人
(せとう はると)

大阪スポーツ記者
86年4月専門紙記者となり、園田・姫路競馬のトラックマンとして活躍。04年に大阪スポーツの記者となる。長年の経験と鋭い分析による予想には定評がある。