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レース情報

第16回 兵庫ジュニアグランプリ JpnII

2014年11月26日(水)

■園田競馬場 ■サラブレッド系 2歳 ■距離:1400m

レース結果
レース映像

レース結果

 巧発を決めたのはJRAウィッシュハピネス、これまで通りいいペースの逃げに思えたが、勝負所を過ぎても思ったほどの加速が付かない。
この日、逃げ切りがなかった差し有利の馬場状態が影響したのだろうか、結局は(4)着まで沈んでしまった。

変わって先頭に躍り出たのは浦和ジャジャウマナラシ。3~4番手内でジッと脚を矯めての直線抜け出し。更にはあの狭いコースを割るのだから相当な力があることは確か。
しかも(2)着馬に付けた差は2馬身半、今後が楽しみな一頭だ。

(2)着には門別オヤコダカ。さすが同地の4勝馬、前半頭を上げて折り合いを欠く面がなければもっと走れていただろう。と言うことで今年は地方馬のワンツー。

(3)着には漸くJRAトーセンラーク、初めてのダートだったことを思えば健闘したくち。芝もこなせる馬だが、このままダート路線を歩んで行くのなら相当なラインまで出世かも。一番人気キャプテンシップは全く見せ場のない(6)着、攻め好走が裏目となったのだろうか、敗因がハッキリしないが、実力はこんなものでないハズ。
次走以降の巻き返しを期待したい。地元期待のトーコーヴィーナスは(7)着。2番手でいい感じで進むも直線入り口で前をカットされる大きな不利、あれで完全にリズムが崩れた、結局、今回もまた力を出し切れなかったし、陣営にとっては何とも後味の悪い一戦になってしまった。

北防 敦

■プロフィール
北防 敦
(きたのぼう あつし)

ケイバブック チーフトラックマン
「競馬は調教から」をモットーに早朝からの調教取材を精力的にこなす。予想も、調教データを中心に組み立てる。