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レース情報

第7回兵庫若駒賞

2014年10月30日(木)

■園田競馬場 ■サラブレッド系2歳 ■距離:1400m

レース結果
レース映像

レース結果

 単勝1・1倍、断然の1番人気に応えてトーコーヴィーナスが余裕の逃げ切り。絡んでくる馬がいるはずもなくペースは超スロー。早めに動いた2番人気のポムショコラが2着で、3着には3番人気のジンアトランティス。

勝ち馬の強さばかりが目立ったレースだが、吉行龍師は「勝つとは思ってたけど競馬はやってみないと分からないからね」と安堵の表情を浮べながらも、「負担のかからないレースだったので、目標のレース(兵庫ジュニアグランプリ・11月26日)へ向けて仕上げやすくなった。
そこで好勝負できれば桜花賞のTRを目指すつもり。母親は桜花賞3着馬。芝でもスピード負けはしないだろう」。

 1着=トーコーヴィーナス(木村健騎手)いつものことだが遊びながら走ってる。4コーナーで山田(ジンアトランティス)が来たらやっとハミを取ったけど、直線もフワフワ遊んで走ってたからね(笑)。レース後もケロッとして息ひとつ乱れてなかった。今日は勝って当然のレース。次(兵庫JG)で将来性が分かるのでは。
 2着=ポムショコラ(川原正騎手)ひょっとすればと思って前付けに出たが相手が悪すぎた。でも、折り合いはつきすぎるぐらい付いたし、間違いなく距離延びていいタイプ。年末の園田ジュニアカップ(1,700m)が楽しみ。
 3着=ジンアトランティス(山田雄騎手)無理して行っても潰されるので控えた。4コーナーで前が空いたら伸びたし、離されたけどこのメンバーで3着なら十分。  4着=ミキノデイジー(渡瀬和騎手)レースを教えるつもりでじっくり乗った。向こう正面での反応も良かったし次走が楽しみ。
 5着=ハルミン(板野央騎手)相手が相手だし着狙いのレースを心がけた。目標は果たせたし、いい経験になった。
 6着=タケマルユリヒメ(松浦政騎手)前へ行く馬じゃないし自分の競馬に徹した。バテてないし、この馬なりに脚は使ってる。よく頑張った。
 7着=ドットスマイル(杉浦健騎手)ペースが上がると全然付いて行けない。上位とは力の差があるので仕方ない。
 8着=ナンカイオチヨ(下原理騎手)隣の馬がうるさかったせいかゲートの出が悪かった。道中も付いて行くのがやっとで競馬にならなかった。
 9着=タケマルサクラ(松浦聡騎手)現状ではこの結果も仕方ない。これからの馬だし、この経験を次に生かしたい。。

瀬藤 治人

■プロフィール
瀬藤 治人
(せとう はると)

大阪スポーツ記者
86年4月専門紙記者となり、園田・姫路競馬のトラックマンとして活躍。04年に大阪スポーツの記者となる。長年の経験と鋭い分析による予想には定評がある。