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レース情報

第14回兵庫クイーンカップ

2017年11月9日(木)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳以上牝馬 ■距離:1700m

レース結果
レース映像

レース結果

 兵庫競馬を代表する実力牝馬タガノトリオンフが、まさしく女王としての力の違いを示した。スタートして直ぐの1週目3角でハナに立ったタガノトリオンフ。主導権を握ると道中全く無理せず、4角手前で少し仕掛けてのゴーサイン。直ぐさま後続と差は広がり、再び直線では手綱を抑えたまま。それでも2着馬には5馬身差。圧勝劇で連覇は達成された。

 今年の兵庫競馬の牝馬限定重賞戦は2、3歳戦を含めてこれまで4戦。年頭からの優勝馬は、園田クイーンセレクションは名古屋のカツゲキマドンナ、のじぎく賞が笠松アペリラルビ-、兵庫サマークイーン賞が高知ディアマルコ、そして園田プリンセスカップがホッカイドウ競馬のサラヒメ。前記の4レースとは違い、強力な遠征組はいなかったが、最後5戦目の兵庫クイーンカップでタガノトリオンフがその牙城を食い止めた。

 「不安材料は僕が今年1度も重賞を勝っていなかったこと。ずっと息が入る展開だったし、3、4角ではもう大丈夫だと思いました」とほっとした表情で振り返った下原理騎手。意外にもこの勝利が、同馬を管理する新子雅司とのリーディングジョッキー、トレーナーの今年の初重賞制覇となった。残念にもゴール直後に躓くアクシデントが発生。今後しばらく静養することになりそうだが、また力強い女王の走りを兵庫競馬ファンは期待している。

2着は後方から徐々に進出して最後まで伸びたユウキエナージー。杉浦騎手も「力は出し切れていますよ。久々の距離でしたが、よく走ってくれました」と納得の様子。3着がさらに後方から伸びたアルカナ。川原騎手は「2着はあるかと思ったのだけど。千四の方がいいかな」と振り返った。2番人気に支持されたスターレーンは道中タガノトリオンフをマークし、最後に力尽き6着。古馬との経験の差が出た形という印象だった。底力を問われる距離となり、A2級以下の馬たちは、やはり唯一のA1級である勝ち馬には歯が立たなかった。

工藤 修

■プロフィール
工藤 修
(くどう おさむ)

デイリースポーツ記者