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レース情報

第18回兵庫ダービー

2017年6月15日(木)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳以上 ■距離:1870m

レース結果
レース映像

レース結果

 昨年末の園田ジュニアカップと、3歳三冠路線第一弾の菊水賞で2着。ともにマジックカーペットの後塵を拝したブレイヴコールだが、無敗の最強馬が不在なら貫禄を示すのは自然の流れということか。しかし、ここにいたる経緯は紆余曲折。一度は高知優駿へと舵を切りながら、方針変更で地元の兵庫ダービーへと再び矛先を向けた。しかし、その代償は高くついた。主戦の吉村を欠く非常事態に陥ったが、幸いにして大ベテランの川原を確保できたのが大きかった。好スタートからリズムを狂わすことなくマイペースの逃げ。1コーナーで絡んできた馬がいたが、軽くいなして絶妙のペース配分。あくまで鞍上は冷静で、「4コーナーで手応えが怪しくなったが、そんなに無理してなかったので何とかなると思った」。中団から早めに動いた1番人気のジンバイッタイは4コーナーで失速。変わって猛然と追い上げたのが6番人気のスリーピーアイ。直線は一完歩ごとに差を詰め、ゴールでは頭の上げ下げの勝負に持ち込んだ。結果は無念の2着でもレース内容は及第点。距離にメドも立った。収穫大の一戦だったのは間違いないだろう。

 ブレイヴコールの今後のローテは未定だが、秋は西日本ダービー(10月22日・佐賀)に照準を合わせて調整される方向。
 1着=ブレイヴコール(川原正騎手)逃げれば味のある馬。スタートも決まったし、いいペースで行けた。ゴールでは勝ったと思ったけど、そんなに自信はなかった。代打騎乗だし責任を果たせてホッとした。園田では初めてのダービー勝ちなので何とも言えない嬉しさがあるね。
 2着=スリーピーアイ(大山真騎手)前半は全然ついて行けなかったので、あんな競馬になってしまいました。気楽に乗れたけど最後はびっくりするほどの脚。あそこまでいけば勝ちたかった。着差が着差だけに残念。
 3着=ジンバイッタイ(田中学騎手)スタートは良かったし折り合いもついた。動いて2番手まで行ったところで反応がなくなった。距離の壁があるのかも。
 4着=イオタイザン(杉浦健騎手)内をロスなく走らせることだけ考えた。イメージ通りに乗れたし、直線半ばまではいい感じだったのに…。あんなことがあっても4着ですからね。偉い馬ですよ。
 5着=セカンドインパクト(吉村智騎手)一線級の牡馬相手に5着。見せ場も作れたしよく走ってます。いい脚を一瞬しか使えないので、長丁場はどうかな。千七ならもう少し粘れたのでは。
 6着=スダチチャン(永島太騎手)前走(のじぎく賞)でピークに仕上げたので、そんなに上積みはなかった。デキが良ければ着はあったかな。
 7着=ナチュラリー(下原理騎手)ブレイヴコールの番手を狙っていたのに、出遅れて位置取りを悪くしてしまった。長丁場のレースでああなっては厳しい。
 8着=ホープクリスエス(木村健騎手)乗り込み不足。本当はもっと走る馬だけど、日程を考えれば急仕上げになるのは仕方ないね。
 9着=オレハツライヨ(田野豊騎手)少し疲れが残ってた。ペースには対応できたが、長い距離の経験がなかったので走りのリズムが狂った。
 10着=キョウトブッサ(竹村達騎手)久しぶりにゲートは出た。新馬戦と同じゲートなので勘が戻ったかも。これが今後に繋がれば。
 11着=エアラコメット(岡部誠騎手)砂を被ると良くないので2番手外へ。道中の感じは良かったが、最後は久々がこたえた。
 12着=アグネスフォース(鴨宮祥騎手)積極的に乗ってこいといわれたので、思い切って1コーナーで動いてみました。ペースを守って走れば距離はもつ馬です。

瀬藤 治人

■プロフィール
瀬藤 治人
(せとう はると)

大阪スポーツ記者
86年4月専門紙記者となり、園田・姫路競馬のトラックマンとして活躍。04年に大阪スポーツの記者となる。長年の経験と鋭い分析による予想には定評がある。