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レース情報

第59回新春賞

2017年1月3日(火)

■園田競馬場 ■サラブレッド系4歳以上 ■距離:1870m

レース結果
レース映像

レース結果

 レッドダニエルがハナを譲らず、アサクサセーラ、タガノトリオンフ、エイシンニシパが続く。バズーカは中団を追走。淡々としたペースでレースは運び、2周3角過ぎからエイシンニシパ、アサクサセーラが抜け出し最終コーナーへ。中団を追走した1番人気のバズーカは「ペースが落ち着いて3、4コーナーでは辛抱してたけど、最後はアップアップだった」(木村)とトップハンデが響いたか、見せ場を失った。直線でアサクサセーラは後退し、タガノトリオンフが鋭い末脚を駆使して迫る。最後はクビの上げ下げでの勝負。結果は写真判定に持ち込まれた。
 レース直後の橋本忠男師は「もう負けてもいい。トモ(吉村)よく頑張った」と愛弟子をねぎらった。結果はニシパの勝利。息子の橋本忠明師とガッチリ握手し、忠明師も感極まった表情を見せた。「やっぱり俺は持ってるな(笑い)(忠男師)」と歓喜のバンザイ。飛び上がって喜びを爆発させた。
 橋本忠師は4日に勇退の日を迎える。52回目の重賞制覇は、愛弟子の吉村と手塩にかけたニシパからの最高の贈り物となった。あまりにもドラマチックな結果に、新春の園田競馬は祝福ムードに包まれた。
 表彰式のお立ち台に立った吉村は、ファンの歓声を浴びながら、涙を抑えることができなかった。竹之上アナの質問に答えようとするたびに涙があふれ、声を詰まらせた。「またダービーの時のように負けるんじゃないかと…」と何度何度も涙をぬぐった。今後のニシパは、忠明師が引き継ぎ、ハイレベルの4歳世代をけん引していく。

是石 真紀

■プロフィール
是石 真紀
(これいし まき)

スポーツニッポン記者