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レース情報

第63回園田金盃

2020年12月9日(水)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳以上 ■距離:1870m

レース結果
レース映像

レース結果

9日、園田競馬場で1着賞金3000万円を賭けた大一番、第63回「園田金盃」が行われた。勝ったのは単勝1番人気に支持されたジンギ(牡4歳・橋本明厩舎)が2番手から抜け出し、後続に5馬身差をつけ快勝。2着に同厩舎のエイシンニシパが入り橋本厩舎は二重の喜びとなった。好スタートから大逃げを打ったマイタイザンが3着に粘り込み、それぞれ4、5着に敗れた新子雅厩舎のドライヴナイトとタガノジーニアスは次走以降の巻き返しが期待される。

マイタイザンが逃げるのは分かっていた。焦点はどの馬が好位のインに入るかだったが、好枠を主張したジンギが必勝ポジションに収まった。極論すればあの時点で勝負ありだ。あとは自分の競馬をするだけ。田中クラスの騎手には造作もないことで、5馬身差の楽勝は当然の結末だろう。中距離戦線にオオエライジン以来、待望久しかった生え抜きのビッグスターが誕生した。

1着=ジンギ(田中学騎手)思っていた以上にいい位置が取れた。掛かる馬じゃないので、あとは流れに乗ることだけ考えて乗った。手応えも良かったし、4コーナーでいけるかなと。競馬の上手な馬だが、いまはセンスだけで走ってる。もう少し馬体に厚みが出て、パワーが出てくればもっと強くなる。
2着=エイシンニシパ(吉村智騎手)勝ち馬より前で競馬はできないと思ってたので、あの位置取りはイメージ通り。最後も盛り返したし、この馬の力は出してます。
3着=マイタイザン(杉浦健騎手)溜めて逃げるより馬の気分に任せた方がいいともって飛ばしました。3コーナーでも余裕があったけど、勝ち馬が強かったですね。3着なら走ってます。
4着=ドライヴナイト(笹田知騎手)前走よりもリラックスして走ってました。思ったより折り合いもついたし距離は心配ないのでは。最後止まったのは中1週の影響が少しあったのかも。
5着=タガノジーニアス(下原理騎手)伸びると思って外に出したんですが。結果論になるけど内で辛抱すべきだったかも。名古屋の馬場が合うのか、それとも輸送競馬が向いてるのか。いずれにしてもきょうは力を出せてないです。
6着=マコトパパヴェロ(山田雄騎手)いい位置を取れたのでイメージ通りラチ沿いを走れた。あそこまでいったらせめて掲示板に載りたかったが、最後は力の差が出てしまった感じですね。
7着=コスモバレット(鴨宮祥騎手)吉村さんの後ろに入りたかったのに、位置取りを悪くしてしまったのが悔やまれます。それでも2着とはそんなに差はなかったし、ハンデが軽くなる新春賞で巻き返したい。
8着=マコトタリスマン(赤岡修騎手)一線級が相手ではちょっと厳しいですね。まして大外枠では。デキは良かったので今日のペースなら内枠でも折り合えたと思う。
9着=テツ(大山慎騎手)素直で乗りやすい馬。中団ぐらいでの指示でしたが、ラチ沿いに入れればもう少しやれたかも。バテてはいないし年齢的にも伸びシロはある。
10着=コスモピオニール(広瀬航騎手)出たなりで上がりに賭ける競馬をするつもりでした。最後は伸びたし、いまのデキを思えば走ってます。
11着=アーチデューク(川原正騎手)ゲートでスムーズさを欠いたので。このメンバーであの位置からでは厳しい。
12着=アップクォーク(田野豊騎手)4走前は不良馬場だったので動けたけど本質的には芝馬みたい。いまの力のいるダートは合わない。

瀬藤 治人

■プロフィール
瀬藤 治人
(せとう はると)

大阪スポーツ記者
86年4月専門紙記者となり、園田・姫路競馬のトラックマンとして活躍。04年に大阪スポーツの記者となる。長年の経験と鋭い分析による予想には定評がある。