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レース情報

第60回六甲盃

2022年6月2日(木)

■園田競馬場 ■サラブレッド系4歳以上 ■距離:2400m

レース結果
レース映像

レース結果

園田最長の2400㍍で行われた全国交流重賞「第60回日刊スポーツ賞六甲盃」は地元兵庫の最強馬ジンギ(牡6、橋本)が昨年2着の雪辱を果たして、重賞11勝目を挙げた。勝ち時計は2分39秒7。田中学騎手(48)は、かきつばた記念、兵庫大賞典、のじぎく賞に続いて重賞騎乗機会4連勝を果たした。また、橋本忠明調教師(45)は節目の重賞通算40勝目となった。

同じ轍は2度と踏まない。昨年ジンギがホームの園田で唯一黒星を喫した六甲盃だったが、軽快に逃げた大井のタイサイをゴール前で¾ 馬身きっちり捉えて、昨年逃したタイトルをようやく手中に収めた。

今回の誤算はスタートだけだった。ゲートが開くタイミングで後ろに下がってしまい、発馬のタイミングが合わなかった。それでもスタートセンスの良さで2番手につけると、あとはいつも通りに人馬の呼吸がぴったりと合う。2400㍍の距離にも全く動じず、強豪・南関東勢を完全に打ち負かした。

「うれしかった。道中はいいペースで自分から行く気になっていた。2角から動いたが、ばてる馬ではないので、もう1回伸びると信じて、底力を信じて乗りました」と話す田中騎手の気持ちが乗り移っていた。

橋本師は重賞通算40勝目となったが、六甲盃は初制覇だった。「今回はホームなので負けられない気持ちが強かった。(ジンギの)上半期の締めくくりとして最高の走りだったと思います」と満面の笑みを浮かべた。師にとって次なる野望は来週9日の兵庫ダービー。田中騎手が騎乗予定のエイシンクエーサーで悲願のダービー初制覇を目指す。

一方、2着のタイサイは6番人気の伏兵評価を覆す健闘を見せた。「とにかくマイペースで4角まで行けましたが、相手が一枚上でした」と石崎騎手は無念の表情を浮かべた。

3着のマンガンは休み明けをものともしなかった。「終始2400㍍追い通しでしたが、一生懸命に走ってくれた。走る馬ですね」と大山真吾騎手。しっかり代打に応えた。

松本 健史

■プロフィール
松本 健史
(まつもと たけし)

日刊スポーツ