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レース情報

第47回園田ジュニアカップ

2018年12月31日(月)

■園田競馬場 ■サラブレッド系2歳 ■距離:1700m

レース結果
レース映像

レース結果

スタートで勝負あり。決して言いすぎではないだろう。並んでいたのはゲートの中だけで、兵庫若駒賞の勝ち馬テンマダイウェーヴが鮮やかな逃げ切りで重賞2勝目をゲット。最優秀2歳馬の座を確定的なものにした。
大方の予想通り好スタートからテンマダイウェーヴがハナへ。最内枠のリリコが位置取りに満足したのか前をけん制しなかったため、無用な先行争いが起きることはなかった。好位グループが走りにスムーズさを欠くなか、実績上位の人気馬が終始マイペースの逃げで上がり最速を叩き出しては他馬にできることは少ない。直線を向いてリリコが必死に追いすがったが、まったく差が詰まらず勝ち馬を脅かすまでには至らない。4馬身差の圧勝劇は起きるべくして起きた印象。さらに5馬身離れた3着にオオエフォーチュン。レースレベルにはいささか疑問符がつくものの、勝ち馬の資質の高さに疑問を挟む余地はない。3歳戦線を牽引するのはこの馬で間違いないだろう。世代トップの地位を揺るぎないものにするには、ソエでこのレースを回避したビッグシューターとの対戦で白黒つける必要がある。その日を楽しみに待ちたい。

1着=テンマダイウェーヴ(渡瀬和騎手)スタートも良かったし、小細工せずに行きました。道中はふわふわして幼さが出てたけど、手応え十分で4コーナーで何とかなるかなと。人気で勝てて嬉しいです。
2着=リリコ(吉村智騎手)いい枠を引いたので一発狙ってました。位置取りは良かったし終いもきてるけど、きょうは勝った馬が強かった。
3着=オオエフォーチュン(山田雄騎手)追い込み一手なので、あれだけペースが落ち着くとつらい。かなり長い脚を使ってるけど最後は完全に脚が上がった。
4着=ミヤモフィット(大柿一騎手)賢くてすごく乗りやすい。これから良くなる馬。距離も融通が利く。ペースアップにスッと対応できるようになればもっと走る。
5着=ミネラルデポジット(川原正騎手)乗っててセンスを感じる。キャリアを考えれば5着なら走ってるのでは。体もあるし将来が楽しみ。
6着=レコパンヒュウガ(大山真騎手)まったくテンに動けない。上がりは来てるが、もっと流れてくれないときつい。
7着=ホマレボシセーラ(杉浦健騎手)強行軍でも具合は良かった。ただ、後ろからしか行けないからね。あんなペースだとどうしようもない。
8着=テツ(田中学騎手)周りに馬がいると合わせて走ってしまう。ポンと抜けてハナを切ればいいが、そこまで速くないからね。跳びも軽いし短距離向きかも。
9着=ベストプレゼント(廣瀬航騎手)ほんとにひと脚しか使えない。もう少し長い脚を使えるようにならないと一線級相手では厳しい。
10着=インペルフェット(永井孝騎手)掛かってどうしようもなかった。千七は合わない。メンバーもきつかった。
11着=ヴァージンスマイル(笹田知騎手)こんなメンバーと競馬したことがないし、千七も初めてだったので仕方がない。何事も経験ですね。

瀬藤 治人

■プロフィール
瀬藤 治人
(せとう はると)

大阪スポーツ記者
86年4月専門紙記者となり、園田・姫路競馬のトラックマンとして活躍。04年に大阪スポーツの記者となる。長年の経験と鋭い分析による予想には定評がある。