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レース情報

第21回兵庫ダービー

2020年6月11日(木)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳 ■距離:1870m

レース結果
レース映像

レース結果

兵庫競馬3冠レースを締めくくる「兵庫ダービー」が、11日10Rで行われ、重馬場の園田1870メートルをディアタイザンが2分4秒3のタイムで逃げ切った。

レースは、好発を決めたディアタイザンが譲ることなくハナを主張。同型のステラモナークが番手に控えるとマイペースに持ち込み、スローな流れで1周スタンド前を通過。2周目向正面半ばでピッチを上げ、その後も脚色は衰えることなく、直線半ばでいったん並びかけたステラモナークを追い比べで最後に振り切った。7番人気の伏兵的存在となっていた同馬だが、メンバー中2位タイの5勝を挙げている実力馬。重賞挑戦4度目で世代のライバルを抑え、3歳兵庫競馬の頂点に輝いた。

デビューから12戦全てで手綱をとってきた杉浦健太騎手は、大一番で相棒を見事にエスコート。「枠順から主張してでもハナへ行くつもりでしたが、力むことなくリズム良く走れていたから最後までしっかり伸びてくれました。ダービージョッキーになれて格段にうれしい」と念願のダービージョッキーになれた喜びを爆発させた。管理する碇清次郎調教師も兵庫ダービーは初制覇。「チークピーシーズが功を奏したのかな。まだ注文のつくところがいっぱいあり、成長の余地はある」とさらなる進境に期待を寄せる。次走は未定だが、「距離は問わない」と言う同師の言葉からも活躍の舞台は多く、秋も重賞戦線で好勝負を演じてくれそうだ。

2着は馬身差で涙を呑んだ1番人気のステラモナーク。近走と違い番手からの競馬となったが、ポテンシャルの高さを再認識できるレースぶりは披露した。「理想でなくとも2番手からは考えていた。ハミも外れてこの距離でも勝負になったし、本来距離は1400メートルの方が合っているからね」と下原騎手は前を向き、収穫の手応えを感じ取っていた。3着のイチライジンも吉村騎手が今までとは一転、後方待機策を取っての末脚勝負。39秒4というメンバー中断トツの上がり3F最速をマークして追い上げるもさすがに緩ペースではきつく、菊水賞に続いての外枠に泣いた印象だ。ハナ差4着のピスハンドは好位追走からいったん後ろに下がるも、直線で半ばで3番手に盛り返して力のあるところは示した。大山騎手は「成長はしているが、外枠から内に入るところがなかったからね」と大外枠がこたえた口ぶりだった。

工藤 修

■プロフィール
工藤 修
(くどう おさむ)

デイリースポーツ記者